2015/12/17

2025年の都市の競争力ランキング

英経済誌エコノミストのシンクタンク、Economist Intelligence Unitが、2025年時点で予測される都市の競争力ランキング"Hot spots 2025"を発表しています。

経済の強さに大きな比重が置かれていますが、都市インフラ、人的資源、文化活動、生活環境など、32項目で、世界120都市を採点したものです。

ランキング上位は以下の通りです。

1 ニューヨーク
2 ロンドン
3 シンガポール
4 香港
5 東京
6 シドニー
7 パリ
8 ストックホルム
9 シカゴ
10 トロント
11 台北
11 チューリッヒ
13 アムステルダム
14 ワシントン
15 コペンハーゲン
15 ソウル
17 ロサンゼルス
18 サンフランシスコ
19 ボストン
20 フランクフルト
20 メルボルン

上位5位の顔ぶれは、2015年現在の構図とそれほど変わりません。

注目すべきは、シドニーが6位にランクされていることです。今から10年後には、パリと同等か、それを上回る存在感を発揮するようになると予測されています。

近年のシドニー不動産の高騰は、シドニーが、かつてのオセアニアの地方都市から、世界的な大都市に変わりつつあることを織り込む動きだとすれば、納得できます。一等地どうしで平米単価を比べれば、まだ、シドニーはパリより安いはずです。

他にオーストラリアからは、メルボルンが20位に入っています。ロサンゼルスやサンフランシスコ、ドイツで最上位のフランクフルトに並ぶ都市に成長すると予測されています。

なお、オーストラリアの他都市は、調査対象に入っていません。世界的に知られた都市としては、まだ認知されていないようです。
人口200万人を超え、住みやすい都市ランキングでも取り上げられるようになったブリスベンが、ゆくゆくは調査対象に含まれるだろうと思います。

2025年予測では、東京は5位と、シンガポール、香港に追い越される予測となっています。

総合得点では、ニューヨーク 75.7、ロンドン 73.1、シンガポール 71.2、香港 68.1、東京 68.0、シドニー 67.3、パリ 67.0です。

上位2都市が頭抜けていて、それに次いでシンガポール、少し差を開けられて香港以下のグループが続いている構図です。

成長性という点では、これからの10年で香港、東京、パリと並ぶ世界的大都市になると予測されているシドニーが面白いと思います。今後2~3年は住宅価格も調整局面を迎えそうですので、その間に品定めをしておくといいかもしれません。

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