2014/07/22

オーストラリア主要都市の家賃動向

オーストラリア主要都市の家賃動向(20146月)が発表されました。
(データはRP Dada社調査)

直近四半期で見ると、戸建てはメルボルン(-1.3%)、パース(-1.0%)が弱含み。

マンションはブリズベン(-1.3%)が弱含みの一方で、シドニー(2.0%上昇)、メルボルン(1.4%上昇)が堅調です。

前年同期比で見ると、シドニーは、戸建て、マンションとも、家賃が4%以上の上昇を示しています。
一方、パースでは5%の下落と、資源ブーム一服による需要の低下傾向が表れています。

ここ5年間の平均上昇率で見ると、シドニーは戸建て、マンションとも3%程度の持続的な上昇が続いています。

毎年3%の上昇が5年間続くと、複利計算で、16%上昇します。5年前と比べて(平均的な物件でも)16%高い家賃が取れているというのが、オーストラリア不動産の魅力です。

ローンを組んでいる場合、金利に大きな変動がなければ基本的に返済額は同じで、家賃収入は増えていきますので、毎年返済が楽になっていくということです。

日本の不動産投資では、基本的に家賃の下落を見込まなければなりません。この点で、オーストラリアの不動産投資は大きく異なります。

Source: RP Data